肩こりと、一口に言っても
コリの発生する原因は様々です。
以前”デスクワークによる肩こり”のケアについて書きましたが
今回はもっとハードにカラダを使ったことによる
肩こりのケアの方法についてお伝えします。
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ハードにカラダを使って発生する肩こり。
まごのて庵にご来院のお客様でよくいらっしゃるのが
介護や赤ちゃんの抱っこ。酒屋さんでビールケースを運んでいる。などなど
「肩こり」というと、肩をなんとかしなくては・・と思うのがストレートだと思いますが
まごての庵では 肩こりでも 肩はほとんど触りません。
なぜなら 抱っこや介護、ビールケースの運搬の際に使われているのは”肩の筋肉”ではありませんので。
まずはモノを持ち上げるときに一番よく使われる力こぶの筋肉のケア
痛みが和らぐまでほぐしたら、ストレッチです。
つづいて、持ち上げたものをそのままキープする時に働く筋肉のケアです
この筋肉は 力こぶのちょうど裏側にあります。
やはりとっても痛いのですが、痛みが和らぐまで揉み解します。
そしてストレッチです。
腕がゆるんだから、肩甲骨を含めた肩関節をよく動かします。
ここまでで前半は終了です。
後半に続きます。
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赤ちゃんの抱っこや、介護などの ハードなカラダの使い方で発生した
肩こりのケアの方法をお伝えしています。
介護などで、毎日毎日それなりの加重を腕にかけ続けていると
はじめは肩こりとして認識されるコリが発生しますが
次第に首周りの痛みや、首をかしげたり 回したりしにくくなる。
更には頭痛として認識されることもあります。
そういった様々な症状も 元をたどればコリの発生源は似通っています。
なので、主症状が”肩こり”でなくても、このケアは効果がある場合があります。
セルフ整体は安全でお手ごろなので
痛みで困っている方はぜひお試しください。
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後半です。
前半では、よく動きのある腕周りと肩関節をゆるめました。
後半では抱っこなどで”固定されて”固まってしまった筋肉をゆるめ
次にこりにくくしていきます。

続いて同じ部位をストレッチします。
よく伸ばして動ける状態にしたら、今度は積極的に動かしてみます。
この動きは肩関節に関わる細かな筋肉を総動員する動きです。
ゆっくり丁寧に行ってください。
続いては、抱っこの際に働く 腕の次に重要な筋肉
背中の広背筋を動かしていきます。
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筋肉を動かす、ということは 血流を促すポンプを作動させることになります。
抱っこなどの動きは、重量の加重が掛かるわりに
あまり動きの少ないものです。
なので やはり最後に大切になるのは”よく動かすこと”です。