先日まごのて庵に
常連さんからの緊急の予約が入りました。
娘さんからのご連絡で
「母のカラダが大変なことに!」と。
伺ってみると
「草むしり頑張りすぎちゃって・・・。」とのこと。
その方意外にも数名同じ状況の方にご来院いただいているので
“草むしりで腰痛(背部痛)になってしまった人へ”
おススメのセルフ整体をお届けします。
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そもそも 草むしり中って、どういう姿勢をしていますか?
今回の緊急のお客様はやはり
“洗濯が面倒だと思って” と、地面に座らなかったそうです。
こんなかんじでしょうね。
モモの裏が縮んで血流が悪くなっていることもあまりよくないのですが
それ以上にまずいのは
図のように背中が丸まって伸張されていること。
地べたに座ってしまわない限り
脚には”体重を支えるだけ”の負担が掛かり続けるので
やはり座ってしまった方が 断然楽です。
草を引く時は 体重を後ろへかけておいたほうが
楽に引けるので、基本はこの姿勢でもOKですが
図の矢印が示すとおり、やはり背中の筋肉は伸張しっぱなしに
なってしまいます。
つまり
たまに縮めつつやってくれえればいいわけです。
前置きが長くなってしまいました。
セルフ整体の内容はまた明日から・・
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昨日の前置きの通り
奥様が草むしりする場合、「地面におしりを着かない」場合が多いのです。
(洗濯めんどうですからね)
お尻を着かないでしゃがむ姿勢を続けるということは
ふくらはぎ・スネを酷使します。
ということで
まずは、ふくらはぎをほぐします。
痛みが和らいだら、ストレッチです。
そして、しゃがんでいる間ずっと縮んでいたモモの裏もストレッチ。
カラダを支えるためずっと働いていた前モモもストレッチ。
ゆるんだところでよーく動かして
血流を促します。
ここまでで 腰痛に直接関わるコリのケアはおしまいです。
でも、当然 草むしりで使うのは脚だけではありません。
むしろ多くの人がまず感じるのは
いっぱい草を引き抜いた腕の疲れでしょう。
というわけでおまけの腕編を後日お届けします。
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草むしりとは 読んで字のごとく”草をむしること”
表面上をカットしただけでは 根が残っていて
すぐ元通りに繁茂してしまいます。
根まで引っこ抜くには、やはり腕をかなり酷使するもの。
なので、後半は腕のケアを中心にお届けします。
まずは一番力が入る手のひらから。
よくほぐしたらストレッチです。
お次は、もっと腕の付け根に近い部分をストレッチします。
ここまでゆるめたら
今度は積極的に動かすことで
血流を促します。
この動きで腕の付け根、特に脇の下を
ストレッチしながら動かして
血流をよくしていきます
そして”草を引く”動きで”ひっぱる”働きの筋肉を
最後によく動かすことで
溜まった老廃物を残らず流します
一丁あがり。
それでも痛かったら職人の出番です(汗