〝冷え〝とは関係なさそうな陽気が続いておりますが
なぜだか明らかに冷えたことによると考えられるふくらはぎのコリを抱えているお客様が増えています。
特に女性。
私は、〝七部丈のパンツ+冷房〝のせいだとふんでいます。
ふくらはぎのコリがある状態で注意したいのは
〝むくみ〝の〝つり〝です。
今月すでにピークは過ぎちゃったみたいですが
先月とっても多かった〝足のつり〝についてまとめてみました。
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そもそも「つる」って、本来は″痙攣″なんです。
なぜ起こるかという問いには 冷えなどによるショック
電解質(カリウム、マグネシウムなどのイオンのこと)の濃度の異常
はたまた神経の異常などさまざまな説が説かれていますが
まごのて庵は肉の専門なので もっと単純に
急激な収縮(痙攣)を予防する方法をご提案します。
痙攣が起こるきっかけのひとつには
老廃物の蓄積と 酸欠がかかわっているであろうことは十分考えられます。
なぜなら よく”つる”お客様の足は だいたい同じ特徴があるので。
朝起きて、お布団の中て伸びをして そのまま足がつっちゃった!
という話をよく聞きます。
そういう方の足はこのどちらか。
1 :リラックス状態で足首が底屈のまま
2 :リラックス状態で足首が90度のまま
どうしてそうなってしまうのかは
その方の生活のなかに答えがあるので はっきりとは分かりませんが
(たとえば ”1の人”なら 一番考えられるのはハイヒールですね)
一番いえるのは無意識に力んでしまっている。ということ
無意識というのは実はとっても厄介で
“意識していないから”本人にはまったく自覚が無いんです。
足首が無意識に力んでしまっていないかチェックしてみてください。
○まずは一人で
脚がつかない高さの段差に座り
足首をぶらぶらしてみます。
ひどい人はこれが滑らかにぶらぶらできません。
これがOKでも 他人にやってもらうと事態は違うかもしれません。
○二人でチェック
うつぶせになって膝を曲げ
スネをもってもらって足首をぶらぶら揺らしてもらいます。
これが無意識に力んでしまって
まったく揺れないひとがたまにいます。要注意です。
チェックしてみたらスムーズに揺すれなかった方は
まずはリラックスする練習から始めてみましょう。
そもそも、足首の動きは
背屈(つま先をあげる動き)
より
底屈(つま先を下げる動き、もしくはつま先立ちの形)の方が
得意なようにできています。
それは脚の形を見ても一目瞭然。
背屈側の筋肉は主にスネに
底屈側の筋肉は主にふくらはぎにあります。
スネよりふくらはぎの筋肉の方がたくましいのは
パッと見ても分かりますよね。
ふくらはぎがたくましいのは、ふくらはぎが〝蹴り出す〝働きをもっているから。
マラソンが趣味。という方がお客様で何人かいらっしゃいますが
長距離走る方のふくらはぎは
本当によく縮むようにできていて
走っている時はココがバネのように働くようになっています。
普通は〝蹴り出す時に縮む〝という働きをするものですが
強烈に使い込むと
〝通常縮んでいて踏み込む時に伸ばされる〝そして
ふくらはぎが縮もうとする力で蹴りだす
という形になるようです。
話が脇にそれました。
というわけで、筋肉量としては
スネ〈〈ふくらはぎ
ということは、ご理解いただけたと思いますが
しょっちゅう足がつるんです。という方の中には
更に進行して〝スネの筋肉が上手く使えていない〝
という方がけっこういます。
皆さんはスネ、使えていますか?
チェックしてみましょう。
稼働域はじゅうぶんですか?
何処かに引っかかりはありませんか?
左右でも比べて見ましょう。
意外にスムーズじゃないなぁ。という方は
早速トレーニングです。
2:ローマ字で自分の名前を描いてみます。
めいっぱい動かすこと。
苦手な角度もショートカットせず、丁寧に動かしてくださいね。
スネの筋肉を意識して歩いている人なんて、あまりいないと思います。
意識して動かすことがないから
使えなくなっている人が多いのですね。
そのままずっと放置していると
〝カーペットの端で躓いて転ぶ〝とこになっちゃいます。
ぜひ日頃のトレーニングをオススメします。
足がつる、といえば一番に思いつくのはふくらはぎは足裏ですね。 実はこの二つはセットで ふくらはぎの筋肉はほぼ足裏に着いているんです。
なのではじめは足裏からゆるめていきます。
ふくらはぎをゆるめる方法は別のケアでも度々でてきていますが この方法
これを毎日続ければ、すっきり軽い足はあなたのもの。 のはず