”カラダができる”⇒”コア(体幹)が使いこなせる” という意味。 それは
馬に”上手に”乗るには 日常生活でバランスをとるのに使っている大切な間接を
三つも外した状態でバランスをとらなくてはいけないから。 なのです。

三つの間接とは 股関節 膝 足首(本当は足の指も・・) どういうことかというと、
普段人間はこんな段差をのぼる時など この三つの関節を調整しながら姿勢を維持しています。

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でも馬に乗るということはこの三つの関節を使わずに
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骨盤から上だけで姿勢を保つ。ということなんです。
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ちょうどやじろべいのように。
逆に、”上手に”乗れて居ない状態とは コア(≒インナーマッスル)を使わずにアウターである
脚の筋肉でガッチリ馬にしがみついてしまう状態のこと。 コレでは馬の動きを邪魔してしまいます。

乗馬とカラダの使い方についてのお話の続きです。
インナーマッスルとアウターマッスルについてちょっと解説します。

どちらも筋肉ですが、そういう名称の筋肉があるわけではなく 文字通り、
表層に有るのがアウターで 深層にあるのがインナー。
というざっくりとした分類で 正式にどこからがインナーでどこまでがアウターとは分かれていません。

ただ大切なことは
◎アウターの筋肉はモノを持ち上げたり、走ったり飛んだり目に見える大きな動きに関わる筋肉であること そして
◎インナーは、姿勢の維持や バランスをとるときなどに働く 比較的小さな動作に関わる筋肉となります。

もっとざっくりいうと、アウターは見て、触れて 動きを認識しやすいものです。
それに比べインナーは認識しにくいゆえに意識して動かしにくいものとなります
もっともっと分かりやすく表現すると 腕や脚の筋肉がアウターで
胴体を動かす筋肉がインナーだと 言ってしまってもいいくらい。
(本当は腕や脚にもインナーは存在し、胴体にもアウターはあります。)

どういうことかというと かばんを持ち上げる動作や ボールを蹴る動作は、
特に考えずにできますよね?

でも、ベリーダンスのような腰の動きをしてください。 っていわれたらどうですか?
やったことが無いヒトは悩んでしまうはず・・ これがインナーとアウターの差だと思ってください。
見て、触れる筋肉は意識しやすいから自由に動かせるんです。

逆に、見れず触れられない筋肉を自由に動かすには 慣れが必要なんですね 馬に乗るときには、
必要なとき(指示を与えたいとき)以外は アウターをお休みしておいて インナーで馬の動きに合わせる。
そんなカラダの使い方が重要なのです。

そういうわけで、あまり上手にコア(体幹)が使えていなかったヒトでも 馬に乗っているうちに
無意識にコアを使いこなせるようになってしまう。 というわけなのです。

そのおかげで 上手に馬に乗れるようになった後は カラダのコアがしっかりして むちゃくちゃ動きやすい!
思わずダッシュ(汗

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コア(丹田)を意識して動いたことって 今まで無かったんじゃないの? ってくらい、コアをハッキリ感じます。

今回は整体を学んでいる方々ばかりの参加だったので 両手放しする人や
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初めてなのに超乗れちゃってるひとなどなど。
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女性はやっぱりちょっとおっかなびっくり。
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でもとてもキレイに乗れてます。
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そして、骨盤を動かすということは 背骨が動くということ。
上手にのれているひとは 背骨もスムーズに波打ちます 背骨がスムーズに動くには、
実は肩甲骨の柔軟性も関わっていて・・

結局のところ ここ数年 毎年4月頃に私のカラダをに襲う 「背中の痛み」は
馬に治してもらっちゃいました。
(4月は年度末年度初めの忙しさや緊張感により
背中のハリを訴えるお客様がとても多いのです 私も例に漏れず・・・
セルフ整体では歯が立たず(汗))
いろいろやるより馬に乗れ。  と学びました。