妊娠中の抱っこは肩にくる?
本日、キャンセル枠に急遽いらっしゃったのは
かわいらしい保育士さんでした。
保育士さんなので日々の仕事中は抱っこが多いのですが
現在妊娠初期でなんと四十肩になってしまったとのこと。
この道〇年になるベテラン保育士さんなので
「抱っこ」でこったせいでの四十肩ではないはず、、と思って取り掛かったのですが
見事に外れでした。
保育士さんじゃなくても、二人目三人目妊娠中であれば
妊婦さんが子どもを抱っこしなくてはいけないシチュエーションなんていくらでもあります。
これが三人目ならまだ慣れがあるから大丈夫なのですが
まだそこまで妊娠慣れしていないお母さんは
妊娠中の抱っこに要注意です。
何が心配か、というと
「お腹に圧がかかるのが怖くて骨盤を使った抱っこができず、肩甲骨に負担をかけてしまう」
ということです。
特に一歳を超えて重くなってきたお子さんを抱っこする姿勢を考えてみてください。
だいたいの場合、腰を横もしくは前に着きだして
斜めに突き出したお腹の摩擦で。
もしくは横に突き出した腰骨にお子さんを座らせるような姿勢をとって抱っこしませんか?
私は自分が娘を抱っこするようになって改めて
女性の骨格が男性よりくびれやすい構造になっている理由を知った気分なのです。
それくらい、抱っこには骨盤を使うんです。
(抱っこひもなどは使わず、腕で抱っこする場合)
妊娠慣れしていない人が子どもを抱っこする場合
お腹や腰骨にかかる圧が苦しく感じて、摩擦を上手に使えず
腕だけで抱っこしてしまうことがあるんです。
妊娠していても抱っこしなくてはいけない人は
自覚症状がなくても、肩甲骨、動かしておきましょうね。