体が頑張れてしまう。って逆にこわい。

新規の若くてかわいらしいお客さまを揉ませていただきました^^
平成生まれが普通にお母さんになる時期になっているという事実に
未だ驚いている昭和生まれです💦

整体するときにで一番大事なことって
「主訴(一番しんどいところ)を把握すること」なんです。
だから施術前に色々聞きだすんですが
こまったことに、お客さま本人が主訴を把握できていない
もしくは勘違いしてしまっている事があるんですよ

今日の施術もそうでした。

産後間もない方で
骨盤が歪んでる気がする。とか 腰が痛い。といった主訴をお持ちだったんですが
体を触ってもあまり響かない、、
ゆるんでは来るんだけど、「それです!そこなんです!!」という変化が起こらない。
むしろ
触れば触るほど「この体はまだまだ頑張れる。大丈夫。」という感じがするんです。
だけど、その感覚は
お客さま本人と会話していて受ける印象とギャップがある。

なんなんだろうなぁ、、
と思いつつ施術の最後に至って、
頭を触ったらびっくり。ガッチガチなんです。

そういえば問診の時におまけのように「肩こりがひどすぎるのか、たまに頭が痛くなる」
って言ってたっけ、、

頭の緊張って、難しいんですよ。
単純に揉んだりストレッチしただけではゆるみ切らないから。
なぜなら頭が固くなってしまう理由は心にあるから。


頭を揉みながら「思いっきり泣ける映画見て、思いっきり泣いてください」
というセルフケアを提案しました。

「あなたの身体は”まだまだ頑張れる”って言ってるけど
あなたの心は”めっちゃ疲れてる。しんどいよ、、”って言ってる気がする。
旦那さんでもご両親でも友達でも、信頼できる人に
不安だとか、しんどいとか、疲れたとか
ネガティブな感情を全部、ぶちまけてみたら?」

と投げかけたら

「育児しててたまに呼吸が苦しくなることがあって、
それがからだの疲れからくるものだとは思ってなかったんだけど
あまりにしんどかったので
旦那さんに”しんどいから休みたい。赤ちゃん見ててくれる?”って聞いたら
急に呼吸が楽になったんです。」

って話を聞かせてくれました。

私は出産が36だったので
体力も気力も集中力もすべて右肩下がりの状況の中での子育てスタートなわけですよ。
そして子どもの成長とともに自分はどんどん衰えていく。
だから頑張りきれない。無理できないことを
自分自身で受け入れていたので、それなりにこなせていたんだな。と振り返れました。

若いお母さんだと、体は頑張れてしまうから
それが逆にこわい。

両親が離れていたり、近くに頼れる存在が居なかったり
そして子育て自体は特別なことじゃなくて
みんな一人で頑張ってるんだから!なんて思いこんでしまったら
ため込んでしまうわけですよ、、

もっともっと言えば
社会に出たばかりの20代前半のころも
一人暮らしを始めたばかりの18の頃も
ほんとうは心は悲鳴を上げてたんだなぁ。。と今更ながらに思い返します。

生きていくって
やっぱ大変なことなんですわ。

そんな思い出にひたった施術でした^^

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